あがり症の症状の改善に使う治療薬で、その効果に期待のできる薬物では精神安定剤が良いと言われています。精神安定剤はあがり症の改善にとても有用性のある薬物として、医師からも処方されますが、精神安定剤という名前からそのイメージで、服用に躊躇する方もおられると思います。また、精神疾患で使用する薬物という悪いイメージもあります。
しかし、精神安定剤の安全性は高く、あがり症の改善に高い有用性があり、治療薬としては最も適しています。
あがり症の治療薬としての精神安定剤にもいくつかの種類がありますのでご紹介します。
あがり症の治療に最もよく使われる薬物は、抗うつ剤に分類されるSSRIという薬です。
SSRIはあがり症の治療に定評があり、服用してから効果が現れるまでにおよそ2時間かかります。副作用においても少なく眠くなることもありません。ただ、注意する点は、SSRIを服用してから飲酒してはいけません。強い副作用が起こる可能性があります。
服用してからの効果が早い薬では、ベンゾジアゼピン系に分類される薬が有効的に働きます。あがり症の治療薬としての効果も高く、即効性に優れていますので、早く効果が得たい場合には良い薬になります。ただ、この薬においてもSSRIと同様に、服用中に飲酒することは禁止されています。また、この薬においては眠気が起こりますので、服用に際しては注意が必要であることと、医師の指示通りに服用しなければ強い依存性があり、副作用の出る可能性もあり、長期間の使用にはその効果が薄れてきますので、使用には特に注意が必要です。
この他には抗コリン薬が治療に使われます。この抗コリン薬はアセルコリンの働きを抑制してノルアドレナリン分泌を抑制する働きがあり、依存性は少ないのですが副作用が強い薬でもあります。
あがり症の治療薬では精神安定剤が使われ、その効果や有用性はありますが、使用に際しては医師の指示に従い、服用には十分に注意が必要です。

スポンサードリンク